6.2人的資源

人的資源とは組織で働く従業員(要員)のことであり、品質に関しては要員の力(力量)によって影響を受ける
規格では何のために教育・訓練をするか、どのようなレベルまでするのか、目的と達成レベルを明確にして実施することを要求している
また、要員の品質に関する認識を高めることも要求事項となっている

6.2.1一般
力量は製品要求事項への適合に影響を与えるため、人的資源では組織の要員に必要な力量を要求している
必要な力量を組織でどのように定義するかによって、必要な教育・訓練が異なる
6.2.2力量、教育・訓練及び認識
要員に必要とされる力量を付けるために組織が実施すべき内容を要求している
a)力量を明確にする
b)力量を付けるために教育・訓練を実施する
c)教育・訓練の有効性の評価をする
d)組織の要員に品質目標達成への重要性を認識させる
e)教育・訓練の該当(appropriate:ふさわしい)記録を維持する

どの組織でも教育・訓練は重要と認識され、多様な教育・訓練が実施されているが、目的や達成レベルまたその教育・訓練が有効であったのかなど不明確のまま実施していることが多く実態として効率の悪い教育・訓練を実施している
教育・訓練は(education:教育)・(training:訓練)であるが、規格で実施することを要求しているのはtrainingであり、ふさわしい記録のなかにeducationの項目がある
組織が実施するのはtrainingであり、educationではないことに留意すべきである
trainingnには達成すべきレベルがあり、達成されたかどうかは必ず確認が必要(有効性の確認)


6 資源の運用管理