4品質マネジメントシステム

4.1一般要求事項
4.2文書化に関する要求事項
ISO9001 品質マネジメントシステム(QMS)
web04-01_image実際の品質活動を実施している組織にとって、ISO9001のレベルは決してハードルは高くない、認証を外部審査機関から実施されるという、今まで組織が余り経験していない内容のため、組織自身でレベルを上げているような傾向が見受けられます
ISO9001の認証レベルは、顧客に何か製品やサービスを提供している組織にとっては、活動をする免許証のようなものであって、免許証を取得したからといって、すぐ運転が上手くなる訳では無いのと同じで、すぐ品質が良くなる訳ではありません
ISOシステム構築とはルールを作ること
ISO9001のシステムを構築するということは、自組織の品質のためのルールを作るのと同じことで、いかに従業員全員に分かり易くルールを作るかということになります
web04-02_imageまた、ルールは運用すればいろいろと矛盾や会わないことが発生してきますので、内部監査やマネジメントレビューを通じて、ルールを変えて、効率よく品質が向上することになります
このルールが品質マニュアルであり、規定や手順書などですから、難しく考える必要はありません
しかし、このリールを何の基準も無く作ればよいという訳ではなく、最低限の約束事がISO9001の要求事項です
ISO9001規格の解釈でつまずく
品質活動のための最低限の約束事(要求事項)ですから、特別に難しい要求をしている訳ではありませんが、この要求事項(規格)の言葉が少し難しいため、多くの人々が理解しにくくしています
規格要求事項は国際標準化機構で作成され、原文は英語であり、日本語訳したのがJIS Q 9001です、英文を日本語訳しているため言葉の言い回がかなり無理をしているように思えます、また英語の原文と日本語訳とは必ずしも、厳密には同じ意味ではありません、そこにこの規格独特の解釈が生まれ、一般の人には更に分かりにくくさせています
jis_imageっと分かりやすく、理解しやすい言葉に変えようと、試みられましたが日本語の情緒的な言い回しに対して、英文は非常に論理的であり、また原文の英語を直訳したような、規格独特な言い回しにかなうことが出来ませんでした
審査ではJIS Q 9001の日本語訳ではなく、原文の英文(ISO 9001)で行われることになっています
その解釈が十分でないため、認証審査やサーベランスなどで関係者や従業員はプレシャーがかかることになります
自分たちのルールを作って運用するために
しかしこの規格の要求事項は良く出来ています、品質を確保して顧客の期待を満足させるために、組織としてしなければならない事柄が的確に述べられています、そのはずで全世界の品質の関係者が集まり、討論と検討を長い間繰り返して作成されているものです
もう一度、良く規格の文章を理解してみましょう
組織が何をしなければならないかという観点で素直に読めば、やるべきこと、出来ていなかったことが見えてきます