ISO内部監査員社内研修

山口にある造船関係の会社の依頼で社内研修を行った
この組織では新規にISO9001の取得を目指している
二日にわたる研修であったが参加者は35名にオブザーバーとして取締役を初めとする工場長もすべて幹部は参加されていた
ISOの規格を説明すると普通の人は法律のようなわかりにくい言葉の羅列に睡眠時間となるのが常であるので、研修はディスカッションや質問などを多用して実施するようにしている
ISO9001(QMS:品質マネジメントシステム)の研修で心がけている第一は、規格の理解を説明することではなく、実務で発生しているであろうと思われる多くの不具合を顕在化させて問題を発見するツールとして捉えることである
直接的な問題点である不具合や異常そしてクレームなどは、製造における工程改善としてQCサークルや小集団活動として実施され成果を上げているが、これらはその職場で解決できる範囲に限定され管理(Control)を改善してゆく手法である
QMSはトップマネジメント(上級管理者)のツールであり、そのような問題が発生する組織の仕組みの問題点を改善してゆく手法である
日本の品質管理では現場第一線はQC活動などで工程改善が進み製品の品質は向上したが、経営の品質は置き去りになっていた
TQC、TQMという活動はあったがしょせん経営者は御輿のお飾りであれば良く、旗振り役程度の役割しかおこなってこなかった
私はQMSは経営者のマネジメントの成果を問う物さしと考えている
QMSの規格で要求されている事項は上級管理者が、組織の仕組みを構築する上で実施させなくてはならないことである。
QMSはボトムアップで構築されるものではなく管理者が自ら実施するべき管理(Management)である