5.4.1品質目標

品質目標(Quality Objectives)は文書化することが要求されている

”ISO9001:2008 4.2 文書化の要求事項 4.2.1 一般”においてQMS文書に含めることが要求されている

”ISO9001:2008 5.4.1 品質目標”の要求では

トップマネジメントはしかるべき階層で品質目標が確実に設定されているようにする
”5.4.1の品質目標”はシステム(仕組)の品質目標であり、”7.1製品実現の計画 a)製品に対する品質目標”も含めることしている、すなわち二つの品質目標が要求されている
しかるべき(relevant)階層とは個々の(each)階層ではなく、必要とした階層であり、すべての階層を意味しない
すべての部門部署が異なった品質目標を持つ必要は無い、共通なものがあって良い

”6.2 力量、教育・訓練及び認識”において”・・組織の要員が・・品質目標の達成に向かって自らどのように貢献できるかを認識・・”と記述され要員が品質目標を達成することの重要性を認識させるように要求されている
品質目標は達成された成果が判定できることが必要
必ずしも数値目標だけが判定できる成果と考える必要は無い、他のものもある得る
品質目標は品質方針と整合がとれている
”ISO9000-基本及び用語 3.2.5 品質目標”においても”・・品質目標は組織の品質方針に基づき・・”となっている
品質方針に対応する業務がない部署には、その品質方針の内容が品質目標には展開できないこともあり得る

品質目標に関してはTQMの手法である方針管理をうまく活用すると良い、多くの組織では方針管理の手法を何かの形で使っているのでその手法と整合性を図ると効率的である
”8.2.3プロセスの監視測定”では計画どおりの結果を達成できることを監視して測定することが要求されている、計画どおりの結果とはプロセスの品質目標と同じ内容であることが多い
またプロセスの責任者はそのプロセスを担当する部署である場合も多い
プロセス=部署(業務)と考えると、部署の目標はプロセスの目標とも考えられる

品質目標を設定し測定可能であることは要求事項であるが、品質方針のようにレビューすることは要求されていない

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